地域医療支援病院
地域医療支援病院制度は、地域の診療所・クリニック、病院などが機能分化、専門化を図る一方で円滑な連携体制を構築し、地域の医療機関が一つになって患者さんの治療にあたることを目的に創設されました。
当院は、紹介患者に対する医療の提供、医療機器等の共同利用の実施等を行い、かかりつけ医等への支援を通じて地域医療の確保を図る病院として、2003年2月25日に高知県で初めてこの「地域医療支援病院」の承認を受けました。地域の急性期基幹病院として患者さんの一日も早い社会復帰に努めています。
地域医療支援病院の承認要件として、下記のような役割、機能が求められています。
- 紹介患者に対する医療の提供(かかりつけ医等への患者の逆紹介も含む)
- 医療機器の共同利用の実施
- 救急医療の提供
- 地域の医療従事者に対する研修の実施
患者の皆さまへ
1.当院を受診される場合
当院の外来は、紹介予約制の専門外来となっています。受診される際は、病院や診療所からの紹介状をご持参ください。また、一定の治療を終え、病状が安定したら、かかりつけ医やお近くの病院、診療所へ逆紹介いたします。
2.救急外来について
急病などの緊急時は、時間内、休日夜間を問わず、24時間365日体制で診療を行っています。生命に関わるような不安を感じられる場合はご遠慮なく救命救急センター「救急外来」をご利用ください。
3.共同診療について
紹介患者さんが入院された場合、当院の担当医と紹介医が連携をとり、共同で診療に当たることが出来ます。
4.公開県民講座等の開催
私たちは、地域の医療従事者を対象とした各種研修を行っていますが、ほかにも県民の皆さん向けに年々変化していく医療について知っていただくことを目的に、公開県民講座や医療専門職を派遣する無料出前講座「ひろっぱ講座」なども実施しています。
公開県民講座については、こちらをクリック
(近森会グループのサイトに移動します)
ひろっぱ講座については、こちらをクリック
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