総合診療科/総合内科

「最初の窓口」として診療。
各専門医との連携も密に。

診療方針と特徴

「大内科制」について

内科

近森病院内科は、前副院長浜重直久医師が内科部長となった1988年より「内科医は、専門医である前にジェネラリスト(総合内科医)であるべき」という信念のもとバランスのとれた内科医を育成し続けています。
発足当時は、7名であった内科医も現在では48名となりました。医学の進歩により診断と治療により高度な専門性が求められる様になったため、2020年からは、より専門性を高めるため、循環器内科や消化器内科などに分かれましたが、浜重先生の信念を受け継ぎ1フロアーの医局で病棟も共有し、毎朝のミーティング、週1回の症例検討会、月1回のCPC(臨床病理検討会)など全員で集まり、内科の各診療科を統合した「大内科制」を堅持し、各診療科の医師が自由に相談して診療を行う垣根のない診療を心掛けています。

総合診療科

当科は「どの診療科を受診すればよいのか分からない」とお悩みの患者さんに対し、外来において内科、外科に関わらず、最初の窓口としての役割を担います。特に、地域の様々な医療機関から、患者さんの受診するべき特定の科を決めることが困難な場合に、総合診療科へご紹介をいただいています。
また、健康診断でいくつかの臓器にわたる異常を指摘され、受診する診療科に困った場合も、総合診療科を受診してください。患者さんのニーズに対応した医療を専門各科と連携しながら幅広く提供することに努めてまいります。

総合内科

高齢の患者さんが増え、内科疾患で入院が決まったとしても、循環器疾患であったり、消化器疾患や脳神経疾患であったりと、複数の疾患を抱えていますので、入院担当診療科で困ることがあります。そのような患者さんを入院中は担当し、必要があれば、各専門領域の内科医と相談して診療にあたります。

学生教育

当院の救急外来(ER)では「軽症から重症まで、多くの診療領域にまたがる、症状と疾患」が診られます。また内科では、一貫して総合内科医の意義を喚起・実践しており、この体制は若手医師に救急対応能力を含めた多様な教育を行うことができます。豊富な経験を積ませることは、総合診療医の専門性の一つである臨床推論を磨くために最適な環境だと感じています。そこで、高知大学・岡山大学・群馬大学・東京女子医科大学等の医学生実習を積極的に受け入れ、患者さんにご協力いただきながら、全人的な医療が提供できる環境づくりと人材育成に取り組んでいます。

医師紹介

部長 浅羽 宏一 Koichi Asaba (糖尿病・内分泌代謝内科兼任)

Field [得意分野]

私は内分泌代謝・糖尿病の専門医をもつ主に内科全般の診療を行う総合診療医です。専門分野だけではなく、診断が付かずにお困りの患者さんや、症状はあるのに検査異常がない患者さんの診察をしています。必要があれば、専門医に紹介しています。漢方薬治療も取り入れています。

Message[患者さんへのメッセージ]

患者さんの話に良く耳を傾け、丁寧に診察することを心掛けています。尿・血液検査やレントゲン写真の異常から身体の病気を診断するだけではなく、病を心配し悩んでいる患者さんの心にも寄り添いたいと考え日々精進しています。

Qualifications[資格等]
    医師の専門性資格
    [ 厚生労働省医政総発0124第1号通知に準ずるもの、および日本専門医機構認定の資格等 ]
  • 日本内科学会 総合内科専門医・指導医
  • 日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医
  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • その他資格等
  • 日本内科学会 認定医
  • 高知大学非常勤講師
  • 高知大学医学部臨床教授
  • 岡山大学非常勤講師
  • 岡山大学臨床教授
  • 愛媛大学非常勤講師
  • 熊本大学非常勤講師
  • 高知学園短期大学非常勤講師

部長 市川 博源 Hiromoto Ichikawa (消化器内科部長)

Field[得意分野]

消化器内科に属し消化器疾患全般、上下部消化管内視鏡検査、ERCPなど消化器内視鏡検を日々行なっています。また、なかなか診断がつかない病態へのアプローチや、プライマリケアも得意だと思っています。

Message[患者さんへのメッセージ]

高齢化が進み、病気以外の問題を抱えた方々が増えた様に感じています。病気だけではなく、その人の生活背景や想いも観察し感じながら日々の診療に努めたいと思っています。

Qualifications[資格等]
    医師の専門性資格
    [ 厚生労働省医政総発0124第1号通知に準ずるもの、および日本専門医機構認定の資格等 ]
  • 日本内科学会 総合内科専門医・指導医
  • 日本消化器病学会 消化器病専門医
  • 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医

科長 中山 修一 Shuichi Nakayama (糖尿病・内分泌代謝内科/リウマチ・膠原病内科兼任)

Field [得意分野]

関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病、甲状腺を含めた内分泌疾患、糖尿病を専門に診療しています。総合内科医として適切な診断を行った上で、適切な治療が提供できる様、他科との連携も図っています。

Message[患者さんへのメッセージ]

高知生まれ高知育ちの内科医です。甲状腺やホルモンの病気、糖尿病、リウマチ性の病気を専門に診ています。患者さん一人ひとりに応じた、全人的な医療の提供ができるよう、頑張りたいと思っています。まずはお気軽にご相談ください。

    Qualifications[資格等]
    医師の専門性資格
    [ 厚生労働省医政総発0124第1号通知に準ずるもの、および日本専門医機構認定の資格等 ]
  • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医
  • 日本内分泌学会 内分泌代謝(内科)専門医・内分泌代謝科指導医
  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • その他資格等
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 医学博士(高知大学-2011年)
  • 高知大学医学部臨床准教授

井上 湧介 Yusuke Inoue

Field[得意分野]

まだまだ新米なので得意と胸をはっていえる分野はありませんが内科全領域に対して頑張っていきたいと思います。

Message[患者さんへのメッセージ]

内科医として患者さんを総合的にサポートしたいと考えております。何かお困りのことがあれば何でもご相談下さい。

岸本 浩一郎 Koichiro Kishimoto

Field[得意分野]

内科全般を日々勉強中です。

Message[患者さんへのメッセージ]

まだまだ未熟者ですが、地元高知県の医療に貢献できるよう、日々精進して参ります。どうぞよろしくお願い致します。

三枝 寛理 Hiroyoshi Saegusa

Field[得意分野]

内科全般

Message[患者さんへのメッセージ]

丁寧な診療を心がけます。どうぞよろしくお願いします。

部長(非常勤) 浜重 直久 Naohisa Hamashige (循環器内科部長)

Field[得意分野]

毎週の入院患者のカルテチェックで若い医師の診療をチェックし、外来ではかかりつけの先生とのキャッチボールをしながら長期的な安定化をこころがけています。

Message[患者さんへのメッセージ]

医療では、症状の軽減とともに、生命予後の改善が重要です。信頼できるかかりつけ医をもつとともに、時々専門医の定期チェックを受けることをお勧めします。

Qualifications[資格等]
    医師の専門性資格
    [ 厚生労働省医政総発0124第1号通知に準ずるもの、および日本専門医機構認定の資格等 ]
  • 日本内科学会 総合内科専門医・指導医
  • 日本循環器学会 循環器専門医
  • その他資格等
  • 日本循環器学会 代表正会員
  • 日本心臓病学会 特別正会員(FJCC)
  • 医学博士(高知医科大学(現高知大学)-1989年)

非常勤 杉本 和彦 Kazuhiko Sugimoto

Field[得意分野]

得意な診療は、総合的な救急診療です。総合的な内科診療、総合的な外科診療、救急医療、心理・社会的問題を含めいくつもの病気を同時に抱えている高齢者の診療が、診療範囲になります。

Message[患者さんへのメッセージ]

心理面を含めた内科的疾患・外科的疾患を問わず、何でもご相談ください。高知県近郊の医療機関だけでなく、中山間地域を含む高知県下の医療機関の先生方と連携を取りながら、高知県全域の住民の方々に質の高い医療を提供できるよう努力したいと思っています。

    Qualifications[資格等]
    医師の専門性資格
    [ 厚生労働省医政総発0124第1号通知に準ずるもの、および日本専門医機構認定の資格等 ]
  • 日本救急医学会 救急科専門医
  • 日本循環器学会 循環器専門医
  • その他資格等
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本医師会 認定産業医
  • 米国心臓協会(AHA)認定BLS/ACLSインストラクター
  • 米国心臓協会(AHA)認定PALSディレクター
  • 日本救急医学会認定JPTEC/JATECインストラクター
  • 日本救急医学会認定ICLS・BLSコースディレクター
  • 日本臨床救急医学会ISLS認定コーディネーター
  • 日本内科学会認定JMECCインストラクター
  • Emergo Train Systemシニアインストラクター
  • AAAM AIS(Abbreviated Injury Scale)コーディングプロバイダー
  • 日本臨床救急医学会CTAS/JTASプロバイダー
  • ICD制度協議会認定ICD(インフェクションコントロールドクター)
  • 日本病院会認定 医療安全管理者
  • 日本統括DMAT隊員
  • 厚生労働省 NBC災害・テロ対策研修修了
  • 日本静脈経腸栄養学会 TNT(Total Nutritional Therapy)研修会修了
  • 厚生労働省 臨床研修指導医養成講習会修了
  • 日本医学教育学会 医学教育者のためのワークショップ修了
  • 日本嚥下医学会 嚥下機能評価研修会修了
  • 高知大学医学部臨床教授

主な疾患と治療方法

近年、高齢化社会を迎えて慢性疾患が増加するなど、医療に対するニーズは大きく変化しています。患者さんの抱える健康問題についても、必ずしも一つだけの体の病気とは限らず、いくつもの病気を同時に抱えていたり、心理的・社会的な問題が重要であるケースも多くなっています。
また、体の不調を自覚したときに、「体がだるい」「微熱が続く」など、どの臓器が原因なのか患者さん自身でもよく分からないケースも少なくありません。原因が明確でない症状の方や複数の臓器にまたがるような疾患の方、あるいは風邪などのありふれた病気の方など、専門性が明らかではなく、どの診療科に受診すればいいのか分からない患者さんが当科を多く受診されています。

新たな取り組みと治療方法

漢方薬治療

西洋医学ではカバーできない症状や疾患に対して、漢方医学の理論に基づいた治療を行っています。種々の疾患を対象としていますが、疾患の種類や程度によっては現代医学的な治療をお勧めする場合や、現代医学的な治療を併用する場合もあります。
癌治療サポート外来
癌治療で食欲低下、全身倦怠感などの症状でお困りの患者さんに対し、管理栄養部とともに朝鮮人参入りの漢方薬やビタミン剤、補助食品で元気をサポートします。

診療実績