ハートセンター

究極のハートチームがここにある

ハートセンターでは、循環器内科、心臓血管外科を中心に、放射線科や麻酔科、その他多職種が協働してリスクの高い心臓病治療にあたっています。全国屈指のチーム医療を誇る当センターでは、診療科間の垣根がなく、取り組みモデルとして全国からの見学者も多く、互いに意見交換を行うことで日々進化しています。


理事長
集中治療センター長
心臓血管外科主任部長 入江 博之
心臓血管外科 
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ハートセンター長
副理事長
院長
循環器内科部長 川井 和哉
循環器内科 
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ハートセンター開設

2002年10月に、近森病院の集中治療室内にハートセンターを開設しました。この「ハートセンター」という呼称によって、医療関係者以外の方にも心臓の治療を重点的に行っている部署ということが、ご理解いただきやすくなったものと思います。

ハートセンターの特徴

24時間救急救命体制

循環器内科医師、心臓血管外科医師、麻酔科医師、心臓リハビリ指導士、臨床工学技士などの連携が強化されています。また2005年7月よりACE(Acute Clinical Engineer : 急性期クリニカルエンジニア)チームを発足させ、ER・心カテ室・手術室そして集中治療室すべての生命維持装置を一括管理運用しています。

各科専門医の充実

  • 日本循環器学会 循環器専門医 17名
  • 日本心血管インターベンション治療学会 専門医 5名
  • 日本心血管インターベンション治療学会 認定医 3名
  • 日本胸部外科学会 指導医 1名
  • 日本胸部外科学会 認定医 1名
  • 日本麻酔科学会 指導医 2名
  • 経カテーテル的大動脈弁置換術関連学会協議会
    TAVI指導医 7名
  • 経カテーテル的大動脈弁置換術関連学会協議会
    TAVI実施医 5名
  • 三学会構成心臓血管外科専門医認定機構
    心臓血管外科専門医 4名
  • 4学会合同体外循環技術認定士認定委員会
    体外循環技術認定士 7名
  • 日本心臓リハビリテーション学会
    心臓リハビリテーション指導士 4名

(施設認定)

  • 日本循環器学会 循環器専門医 研修施設
  • 日本心血管インターベンション治療学会 研修施設
  • 心臓血管外科専門医認定機構 基幹施設
  • 経カテーテル的大動脈弁置換術関連学会協議会
    TAVI専門施設

ハートセンター・セカンドオピニオン外来

「心臓血管外科」と「循環器内科」については、2007年1月からセカンドオピニオン外来(予約制)を行っています。詳しくはセカンドオピニオン外来のページを参照下さい。

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心臓リハビリテーションの紹介

当院で実施されている「心臓リハビリテーション」の紹介

当院ハートチームは2000 年に発足し、急性心筋梗塞や慢性心不全、開心術後患者の理学療法を開始しました。現在は、理学療法士、管理栄養士、薬剤師、医療ソーシャルワーカーが病棟に常駐して、365 日体制でチームアプローチを実践しています。クリニカルパスに診療計画を組み込み、入院翌日のカンファレンスで療養計画や退院支援を検討調整して、住み慣れた地域への理想的な早期退院を推進しています。日々情報共有を図り、心臓血管外科患者においては、同意を得て術当日2時間後から超早期離床を開始し、有害事象なく、せん妄予防や早期ADL回復、術後在院日数短縮を認めています。また心不全合併例においては、心不全カンファレンスを開催し、退院後の介護サービス調整やインフォーマルな支援導入を含めて検討しています。また入院中だけでなく、退院後のより良い在宅生活を支えるため、外来リハビリテーションの実践や、心不全認定看護師によるカウセリングが行われ、遠隔モニタリングで問題があれば、状況に応じて電話訪問にも努めています。質の高い生活を獲得させ、そして良い状態を長く維持するため、理学療法士による運動療法のみでなく、生活指導、栄養指導、服薬指導などの患者教育や心理的カウンセリングなど、多岐にわたる患者支援をチームで進めています。

近森病院 理学療法科 科長 前田 秀博
日本心臓リハビリテーション学会 評議員

リハビリテーション医療の定義

リハビリテーション医療は基本動作能力の回復を目的とした理学療法や、応用的動作能力の回復を目的とした作業療法、コミュニケーション能力や摂食嚥下能力の回復を目的とした言語聴覚療法より構成されます。

入院から退院までの流れ

手術のご説明(動画)

資料・統計等

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