ERをローテート中には、近隣の消防局にご協力いただき救急車同乗研修を1日行います。
日頃、救急車が病院に到着するまでに救急隊員がどういった処置を行っているのか、
病院との連携をどう図っているのか等を学びます。
病院内で患者さんを受け入れる普段の研修とは違い、「傷病者の発生現場」という医療機器などの
環境が整備されていない状況の中、救急隊員が限られた時間の中で情報を集め、病院に受入れ依頼の
電話をかけてくる様子を間近で見ることで日頃とは違った視点で救急現場を経験することができます。
さらに研修終了後には救急隊の方に研修医を評価してもらい、研修医のスキルの向上につなげています。
この研修で学んだことを、病院に持ち帰って自身の研修に活かしてほしいですね。