企画課

企画課での平均キャリア 4.5年

経営実績に関するデータを分析し、病院の運営方針、今後の展開など経営判断・意思決定に資する資料の作成、企画立案等を行います。また、診療現場である各科、各部署に対してハード面、ソフト面からの支援を直接的・間接的に行います。
例えば、対外的業務では医療法や健康保険法に基づく立ち入り検査への対応、各種機関からのアンケート調査対応、第三者機関による病院機能評価（日本医療機能評価機構による受審）などに事務局として携わり、部署間調整や提出書類の作成、およびその支援を行います。
各種補助金の申請や新規事業としてプロジェクトの立ち上げにも対応しており、2013年認可となりました近森病院附属看護学校の開設では、計画段階より学校設置認可基準や施設要件の確認、行政機関への申請書類提出、実地調査への対応など開校に向けた実務を行いました。企画課は病院業務が円滑に進むようにまた新たな展開につなげられるように臨床現場や関係機関との調整、支援を行っていく部署です。
※2019年からは、WEBの運営管理も所掌しており、利用者に分かりやすい情報発信に努めています。

医事課

「近森の顔」としてお迎えする 96名

最初に入院・外来患者さんの接遇応対をする病院の〝顔〟の役割と、診療に要した費用を正確に計算し、患者さんや保険者から診療収入を得る役割があります。この収入から、職員のお給料や病院経営に必要な経費が支払われます。言わば「家庭の台所」と言える重要な所です。
交通事故の相談窓口では、保険会社とのパイプ役となっています。自賠責保険関連の書類や入院証明書、警察及び会社用診断書等の書類作成補助も行っています。その他、治療費の円滑な回収を目的として、他部署と連携を取りながら、未収金の回収やお支払いの相談にも応じています。

施設用度課

管理する敷地面積 58,409.87㎡

病院内の様々な業務を円滑に進めるために、施設整備や資材確保を行なっています。

具体的には医療機器・医療材料・一般消耗品や事務用品等の価格交渉や購入、リースや保守契約の締結、建物・付属設備の維持管理、産業廃棄物・業務用車両の維持管理、Dr.ヘリや防災ヘリの受け入れ、消防訓練の計画申請等があげられます。現場スタッフが仕事を進めて行く上で、必要な物品が無かったり、何か故障して困ったりしたときに連絡を受ける部署なので、気軽に声を掛けてもらえる雰囲気づくりに努めています。

ICT推進課

2020年 新設されました。

これまで病院におけるICT推進といえば、電子カルテや部門システムの導入といった限られたネットワーク内だけで進んできました。しかしながら、新型コロナウイルスの影響や働き方改革に伴う、労働環境の整備、改善が求められるようになり、より広範な診療周辺のシステム作り（オンライン会議システム、遠隔診療システム、WEB面会システムなど）が求められるようになってきています。また、国レベルでは、デジタル庁が設置されるなど大きな変革期を迎えています。
このような時代の変化に柔軟に対応すべく、私たち「ICT推進課」は3名のスタッフでスタートをきりました。当院の中では、最も歴史の浅い部署ではありますが、無くてはならない部署、やりがいの感じられる部署作りを目指して頑張っています。

電子カルテ管理課

稼働する端末 2,100台

院内で発生する各種情報及び情報機器、帳票類、運用方法を分析整理、統合して院内システムの改善を図る事を目的とした部署です。業務内容は主に近森グループ内のコンピュータシステムの導入、運用、保守管理を担当しています。
システム構成は電子カルテ、オーダリングシステムを中心に医事システム、薬剤システム、検査システム、画像システム、栄養管理システム、病歴管理システム、介護保険システム、看護支援システム等が連動しています。
これら診療に関するシステムについて診療現場が、トラブルなく安定的に運用できるよう、保守、管理に努めています。

診療情報課

診療情報管理士は、全 39名

診療情報課は、病院の診療記録（外来診療録・入院診療録・X-Pフィルム、心電図等）を保管しています。（平成18年10月からは電子カルテの本稼働に伴い、一部の帳票を除いて殆どを電子上で保管。）
ここでは物的な診療記録管理はもとより、診療現場への円滑な診療記録の提供を行うと共に、退院サマリーを基に病名コーディング、疾病分類を行い診療記録の精度管理（物的、量的、質的）を行っています。
今後、病院経営においては、診療データに基づきその実績を見ながら迅速に判断していかなければならず、そのためにも適確なデータ収集を心がけています。

総務課

職員 2,000名のために

近森会グループ全職員の採用から退職までの労務管理、給与計算、福利厚生全般を担当しています。また、広報、職員教育、健康管理センター運営、電話交換手なども所属しており幅広い業務を担っています。
入職時には書類の手続きや新人研修、入社式、院内誌への情報掲載など職員との関わりが多い部署です。入職後も住所変更、氏名変更、出産・育児申請など様々な手続きをサポートします。

経理課

近森会グループの総売上高 203億円

2,000人を超えるスタッフが働く当グループにおいて日々の出納業務、現預金管理業務や顧問税理士と連携し月次の経理会計処理、年次決算処理、税務に係る業務を行っています。貸借対照表・損益計算書など財務諸表他、経営判断を行うための資料等を作成しています。
経理課は、寡黙に仕事に取り組んでいる印象があると思います。当たらずも遠からず、近森会グループの〝縁の下の力持ち〟部署の一つです。

秘書課

医師 132名とともに

各診療科、各部署に秘書が配置され、それぞれに事務的サポートを行っています。例えば診療科の秘書は、外来診察記事の代行入力や各種データ入力、カンファレンスや会議の準備、書類作成を行います。こうすることで医師の雑用を引き取り、医師にしかできない業務に専念できるようになります。このような考えで各部署の業務が円滑に行えるよう調整役としてサポートしています。

危機管理部 /
災害対策室

災害対策マニュアル 全 315ページ

危機管理部は各棟の巡回、トラブル発生時の対応処理、患者、職員の安全・安心のための各種施策の立案・実施、留置人等の診療時警戒、警察などの医師等への問合せ取次、各種クレームの一時的な聴取が主な業務です。南海トラフ地震対策、消防訓練･災害医療講習会の補助等防火防災に関する企画実施業務は災害対策室が担当しています。職員からの各種相談対応も行っています。