相談役 近森正幸のドキュメント document

相談役 近森正幸のドキュメント

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ファミーユ高知パンフレット ご挨拶

ご挨拶 ~劇的に生まれ変わった社会福祉法人ファミーユ高知~

2008年4月「高知ハビリテーリングセンター」(以下、ハビリ)が開設されて10年後の2018年は、ハビリにとって激動の一年間でした。9月には西岡由江をハビリセンター長に任命し、これまでの10年間を反省を込めて総括し、新生ハビリとして再スタートを切った年でもありました。

新生ハビリ1年目の2019年には、昔からの古い体質であった理事会、評議員会を実務能力のある理事、監事、福祉に精通し見識のある評議員に一新し、まったく新しい運営、管理体制になると共に、事業の全面的な見直しを行い、今までなかった部長職の任命をはじめ中間管理職を整備、各種委員会や連絡会議を見直し横の連携を充実、スタッフの採用や研修を積極的にすすめることで、スタッフの育成を第一に努力し続けています。2021年からは法人全体で成果発表会を開催し、日々の支援を可視化し共有する取組を行い、サービスの質の向上を図っています。2022年には今まで以上に質的・量的なサービスが充実し、その結果として多くの病院や学校からの紹介が増え、大きく飛躍する手応えを感じています。

開設以来、行き場のない重度の障害者の終の棲家の受け皿になってしまっていたハビリを、この4年間の西岡センター長はじめ多くのスタッフの血のにじむような努力で、ハビリの理念に基づいた地域移行、就労支援をサポートする通過型施設としてのハビリに劇的に生まれ変わらせて下さったことに深く感謝しております。

2018年5月には障害者福祉サービスセンターウェーブが「しごと・生活サポートセンターウェーブ」(以下、ウェーブ)へ名称変更し、北本町にすばらしい新事業所を立ち上げ、新生ウェーブとして再スタートを切っています。9月には新たに沼慶子をセンター長に任命し、事業の全面的な見直しを行い、ウェーブ本来の役割である仕事を通じて障害者らしい生活をサポートするセンターとして生まれ変わりました。2020年からの新型コロナの流行にも負けず、年々利用者も増え元気いっぱいで頑張っています。

各事業所が障害者の自律という大きな目的に向かって、スタッフみんながいきいきと働き、利用者の皆様が笑顔にあふれるハビリ、ウェーブにしたいと願っています。これからも温かいご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

社会福祉法人ファミーユ高知 理事長
近森 正幸