2022年2月に発生した新型コロナウイルス感染症の院内感染に関する報告書
はじめに
2022年2月1日(火)近森病院北館に勤務する職員及び、同館にご入院中の患者さん複数人が新型コロナウイルスに感染していることが判明し院内感染(クラスター)を察知いたしました。ご入院中の皆様には、感染の不安に加え複数回検査へご協力を頂き大変なご負担をおかけしました。
また、感染の確認された皆様には、感染症法に基づく隔離が強いられることとなり、感染には至らず経過された方についても行動制限など大変ご不便をおかけいたしました。皆様のご協力によって、入院患者さんは2月12日以降に新規の感染者はなく、職員につきましても、2月14日以降感染はなく経過し、2月28日クラスターの終息に至りました。
ご入院中の患者さんはじめ、救急や予定入院の患者さんとそのご家族、いつもご紹介いいただいているかかり付けの先生方、多くの関係者の皆様に、大変ご迷惑をおかけしましたこと心よりお詫び申し上げます。
今回、当院での新型コロナウイルスの院内感染に関して、発生から終息までの経過、感染拡大の原因や伝播経路、今後の感染対策についてまとめましたので、ご報告いたします。
報告書の
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2022年7月1日
社会医療法人 近森会
救命救急センター 近森病院
院長 近森正幸