臨床栄養部

管理栄養士 上村 二美

 平成29年度の人事異動は、昨年4月より関 香代の産休・育児休暇のため代理として梅井 美江が6階病棟を担当していましたが、3月より近森病院へ移動となり、3名でのスタートとなりました。5月より関 香代が育児休暇より復帰し4名体制となりました。委託しているエームサービスも岡田支配人より、黒石主任へ交代となりその他、栄養士・調理師を含め数名移動となっています。業務内容では、嚥下食改訂より嚥下食のみの食事箋を使用してきましたが、嚥下食の調整・食事形態や食事箋の内容の調整も終わり問題なく経過していたため、以前は近森会統一の食事箋を使用していましたが、新しい嚥下食を組み込んだリハビリテーション独自の食事箋を作成し4月1日より運用を開始しています。
 診療報酬改定に関しては、濃厚流動食575円、食事提供の場合は640円と65円の差が出るようになり、食事と濃厚流動食とでは、金額が違うため、濃厚流動食と食事の併用の場合は複雑な入力が必要となり、管理栄養士が入力を行う事となりました。
 食事提供数に関しては、前年度に比べ2,740食減、濃厚流動食は2,446食減、嚥下食は15,317食の増加となっています。
 また、嚥下機能の評価になるVF検査は541件と前年度より10件多くなっています。
 個人栄養指導は、1年間で423件と前年度に比べ29件の増となっています。
 NST活動も14年目となり、1年間のNST介入件数は459件で前年度(508件)より49件少なくなっています。経管栄養の患者さんは減少しており、重度の低栄養ALB2.0前後の患者さん等、重症化しています。NST介入内容は、ALB低値、経管栄養、食事摂取量低下、褥瘡の順番でした。NST介入患者さん以外でも、全員にアセスメントを行い、リハビリの効果をできるだけ発揮できる栄養管理を行っていきます。
 命のスープに関しては、昨年同様3ヶ月に1回のペースで提供を行うことが出来ました。
 その他、昨年同様に月1回のイベント食と月1回のバイキングを施行し、毎回患者さんにも好評いただいています。細かい対応とサービスの提供を行ってくれる委託スタッフに感謝しています。今後も、委託スタッフと協働しながら、よりよい食事サービスと栄養管理を行っていきたいと思っています。

■表1 近森リハビリテーション病院 臨床栄養部 平成29年の主な出来事
1月 ・辰巳芳子さんの「いのちのスープ」提供
 (カリフラワーのスープ)
3月 ・食札変更(献立記載)
4月 ・リハビリテーション病院独自の食事箋運用開始
5月 ・辰巳芳子さんの「いのちのスープ」提供
 (クレソンのポタージュ)
6月 ・生食魚介類の使用停止(6月~10月)
・辰巳芳子さんの「いのちのスープ」提供
 (アスパラガスのポタージュ)
9月 ・嗜好調査
・辰巳芳子さんの「いのちのスープ」提供
 (かぼちゃのポタージュ)
11月 ・軟菜食運用開始
■表2 給食状況報告
一般食 常 食 16,907食 10.0%
全 粥 6,089食 3.0%
分粥食 0食 0%
流動食 5食 0%
特別食 加 算 103,235食 59%
非加算 48,442食 26%
合   計 174,678食 100%
■表3 栄養指導件数
入院指導 423件
外来指導 0件
■表4 職員配置数
病院 管理栄養士 4名
給食委託業者 管理栄養士 1名 栄養士   4名
調理師   2名
非常勤   13名