看護部

看護部長 寺山 みのり

 看護部は、当院の年間目標「気持ちに寄り添う(主体性を大事にする)医療サービスの提供」に沿って『ケアの対象者の自己決定を尊重し、主体性を引き出す看護過程、介護過程の展開』を目標に取り組んだ。
 昨年は、個別性・根拠のあるケアを目標に「ケアの質評価表(出典:回復期リハ病棟協会)」を用いて、ユニット単位でケアの根拠を確認し合った。その過程で語られたのは、対象者のニーズの尊重と自己決定支援を意識しつつも自立度を高めるために医療者が良かれと思う方向に導くケアへの疑問や不全感であった。昨年の気づきと、看護記録やカンファレンス、インシデント報告等の現状からケア対象者とのパートナーシップの強化が必要であると考えた。そのため今年は資料1に示す行動目標を立案し、ユニット毎に看護師長が評価方法を決めて活動した。結果として、専門職の役割の説明、対象者の不安やニーズの把握、対象者の主観的データの記載は増えたが質の評価は不十分となった。また、ICFの理解と活用のために看護師主任を中心にICFをテーマとする研修会への参加やICFを活用した事例検討会を実施した。しかし導入段階でありICFの活用に対するスタッフの評価は低かった。
 看護職・介護職のWLB推進(2016年看護職のWLBインデックス調査に参加)では、看護職と介護福祉士の勤務の実態調査と面接を実施した。当院では出産と育児をする世代の看護職・介護職が多く、育休復帰者も含めて勤務制限希望者が増加している。今回の調査で勤務制限者の実態とニーズが明らかとなり、具体的な支援によって制限の解除や検討をするスタッフが数名出た。また、WLB推進の取り組みを高知県看護協会で報告した。その他、今年の看護部の主な活動を下記資料にまとめた。

業績

■資格取得・認定コースの修了

氏名 資格名、コース名 取得もしくは修了年月日
深田 あさひ 保健師助産師看護師実習指導者講習会 平成29年12月
畠中 麻衣 平成29年度認定看護管理者教育課程ファーストレベル 平成29年12月16日
岩佐 和佳子 平成29年度認定看護管理者教育課程ファーストレベル 平成29年12月16日

■外部講師

氏名 学校名もしくは研修主催者
授業名・研修名
授業(研修)日もしくは期間
寺山 みのり 近森病院附属看護学校
「リハビリテーション概論」
6月
岡部 美枝 高知学園短期大学看護学科
「高次脳機能障害のケア」
11月17日・22日・24日
岡部 美枝 近森病院附属看護学校
「成人看護援助論Ⅲ」
4月13日・20日・27日
5月11日・18日・25日
6月1日・8日
中村 里江 高知学園短期大学看護学科
「高次脳機能障害のケア」
11月10日・15日
中村 里江 龍馬看護ふくし専門学校
「リハビリテーションを担う医療施設の特徴と看護」
11月17日
植田 彩子 高知学園短期大学医療衛生学科歯科衛生専攻
「現場での業務の展開」
7月12日
楠瀬 美佐 高知県介護福祉士会
「必要とされる口腔ケア」
2月4日

■その他院外活動

氏名 団体名
役職名
就任期間
寺山 みのり 一般社団法人回復期リハリビテーション病棟協会
看護委員会委員・理事
平成24年10月1日~
岡村 奈保 高知県回復期リハビリテーション病棟連絡会
運営委員
平成21年4月~
岡村 奈保 高知県災害リハビリテーション連絡協議会
運営委員
平成26年4月~
中村 里江 高知女子大学看護学会
学会誌査読委員
平成27年4月~
植田 彩子 高知県口のリハビリテーション研修会世話人会
世話人
平成25年5月~
植田 彩子 高知県歯科衛生士会
会長
平成29年6月~平成31年5月
(任期2年間)
渡辺 朋世 高知県歯科衛生士会
理事
平成27年6月~