リハビリテーション科

院長 和田 恵美子

 2017年1月~6月の期間は産休のためにSTが週6日体制となった。
 3月に日浦、山本医師が専門医試験合格し、青山医師が浜松リハでの研修を終了し帰高した。青山医師の帰高に伴い、急性期での週1度の嚥下回診と5月から嚥下を考える会をスタートした。パソコンに接続できる嚥下内視鏡も導入し、機動性も向上したため、一度に3人嚥下内視鏡が可能となった。4月ST2名就職。5月FIM応用編第1回開催。臨床研究用に7月REOGO―J導入となった。
 9月~来年7月の機能評価の準備開始。高知大学にてKORAT研修会開催。
 11月より6階中山医師専従の取得し3階山本、5階日浦、6階中山で専従を取得。 外来は和田、松本体制に変更。1月に導入されたAR2医療保険承認、3次元動作解析も稼動開始した。
 11月軟菜食開始し嚥下食が完成。11月4日ポリオ検診(11名参加)
 12月より、外来1ヵ月後フォローも開始された。
 12月REOGO―J臨床研究1例目開始。浦田医師退職(京都大学皮膚科)
 2018年5月よりはTOYOTAのロボットが医療保険承認
 3月よりボツリヌス毒素の治験開始予定である。7月には2004年6月より14年ぶりの機能評価受診予定。

1)年間退院患者数/平均在院日数/平均年齢/急性転化率(図1

男性397人女性312人で昨年より減少。男性数は増加した。
平均在院日数は85.7日、やや減少した。平均年齢は72.7歳と大きな変化なかった。
急性転化率は10.6%と減少している。

2)年間退院患者疾患内訳(新規のみ)(図2

脳血管疾患は85%であり、横ばい~増加傾向。665中566例と実数も増加。廃用・対象外は減少している。骨折は49例7.3%と実数はやや増加傾向であった。

3)入院時平均看護必要度/重症率/重症患者回復率/リハ単位数/自宅復帰率(図3

看護必要度は7.1 重症率33.4% 回復率50.9と問題なかった。採用を絞ったためリハ位数7.6と減少し療法士長などの取得単位数を調整した。自宅復帰率は77.3%であったが看護必要度の低下、重症率の低下、回復率の増加の影響が見られた。

4)治療成績(図4

入院患者数は592名と増加、入院期間は90.4日と短縮した。年齢は変化なく、入院前期間は21.5日と大幅に短縮した。急性転化は66名11%と減少。
入院前診察、日赤や医療センターへも診察を行い重症患者には入院前の検査や治療をお願いした効果が一定出ている印象である。今後は退院後のフォローアップ体制、専従病棟の拡充を検討必要であり、研修医の募集も行っていく。

  • 図1図1
  • 図2図2
  • 図3図3
  • 図4図4

業績

■学会発表

学会名 発表日
演題 演者
第54回日本リハビリテーション医学会(岡山) 2017年6月8日~10日
「当院のポリオ検診の受診状況と装具処方」
( 口演 )
和田 恵美子
「当院回復期リハビリテーション病棟の透析患者の分析」
( 口演 )
中山 衣代
「下咽頭癌による輪状咽頭通過障害で初期診断が困難であった1例」
( 口演 )
青山 圭
「当院における歩行練習アシストを用いた訓練実績と作製装具についての検討」
( 口演 )
山﨑 勇輝
第5回四国MSセミナー(徳島) 2017年7月14日
「転倒による脊髄損傷を合併した、10年以上再発を繰り返している多発性の大脳病変をみとめる症例」
( 症例検討 )
岡村 圭介
第23回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会(千葉) 2017年9月15日~16日
「高解像度マノメトリを使用した努力嚥下が食道蠕動に及ぼす影響の検討」
※浜松リハビリテーション病院共同発表
( 口演 )
青山 圭