臨床栄養部

松村 瑞愛

 人事面では、3月に板先が退職し、4月より川﨑主任の指導・サポートの元、管理栄養士1名体制で業務を行った。患者への栄養管理やアプローチをする時間を確保するため、NSTカンファレンスの運用の整理や、記録類の書式内容の統一化といった業務の見直しを行った。

 栄養食事指導は年間で143件、非加算287件を実施。入院栄養食事指導件数には変動はないが、外来の栄養食事指導件数は236→376件と増加し、特に昨年に引き続き、摂食障害患者への栄養食事指導件数・対象者数が昨年度93件・8名→今年度175件・16名と増加した。在宅で『食べる力』をサポートするために、再燃リスクが高い患者に対しては介入頻度を増やした。
 また、デイケアや訪問看護の利用者への実施件数も増加した。多職種と情報共有をすることで、在宅での食生活のサポートを行えた。

 病棟でのNST活動や治療プログラム(「家族相談会」「薬にたつ会」「FIC・OB会」「美女・ストレッチィ」「ストレスマネージメント」「心理教育グループ」)での栄養教育も継続して行った。

 年間食種別食数については、昨年度と比べ、『特別食・加算』が増加している。身体疾患への栄養管理が必要な患者が多かったと考えられる。

 精神科病棟の臨床栄養部として、合併する身体疾患を考慮するのはもちろんのこと、その方の精神症状やセルフコントロール能力に応じた栄養サポートを行っていく。また、今後も入院から在宅にわたり、多職種と協力しながら、患者のneedとQOLを考え、食事内容や食環境の調整を行いつつ、セルフコントロールを育てる関わりなどをもち、患者の生活を支えていきたい。

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  • 表2表2
  • 表3表3
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