精神科

副センター長 宮崎 洋一

 総合心療センターのこの1年はいつものようにバタバタしてあわただしい日々でしたが、若いDr達の頑張りもあり何とか黒字で終えることができ、多少ホッとしております。
 従来通り、各精神疾患のリハビリをリカバリーの視点から取り組んでおりますが、新規患者の半分以上が発達障害がらみとなっている最近の情勢から、発達障害に特化したデイケアプログラムを増やしつつあるところです。各関係機関とのネットワークを今まで以上に密にしていくことも今後の課題です。
 私が医師になった35年前は病気と思っていた認知症は今や加齢に伴って誰でもなりうるcommon diseaseとなってしまい、総合心療センターでも統合失調症以上の大きな課題となってきています。
 ご存知のように認知症は臨床症状と画像、病理がしばしば一致しないという困難さが伴っていますが、とりあえず臨床症状と画像からむりやり暫定的診断をつけようという週1回の試行的カンファレンスを始めました。画像診断にマニアックに取り組んでいる瀬戸口先生が頑張ってくれています。
 2018年は、これまで行ってきた事、患者さんのために、とういう視点を忘れずにスタッフ一同取り組んでいきたいと思っています。