言語療法科(ST)

科長 井上浩明

【概要】
人員は、11名体制で運用を開始した。1月に1名産休・育休となり、4月に新入職員1名が入職した。SCU病棟の増床に伴い、8月に脳血管障害患者担当のチームを1名増員し、コミュニケーション障害へのアプローチを量的に増加させた。

臨床・教育は、管理業務の見直しを適宜実施し、1日につき1時間の管理時間を設け、管理・教育体制を強化した。

実習指導では、実習マニュアルを作成し、短期実習生1名、長期実習生3名をマニュアルに沿って指導を行った。

研究では、日本摂食嚥下リハビリテーション学会にて1題発表した。

その他の取り組みとして、消化器内科の医師を中心とし12月からVE検査を実施できる体制が整い、3件実施した。

【実績】
入院・外来患者総処方数は、1416件(前年1274件)であった。
月別処方数を図1、月別実施単位数を図2、月別摂食機能療法実施件数を図3に示す。
7月以降、入院患者数増に伴い処方数は月100件→120~140件となっており、業務多忙な状況であった。そのような状況の中で、上記の通り脳血管患者担当チームの人員増を図ったことにより、8月より実施単位数が増加した。

【終わりに】
処方数増により業務多忙となったものの、配置・業務調整によりコミュニケーション障害への関わりを増加させることができ、急性期病院において、摂食嚥下障害だけでないSTの役割を拡大させることができた。
また、VEも実施できるようになり、より根拠のある臨床を展開できるようになった。
来年も引き続き調整を行ない、スタッフの業務過多の状況を改善させつつ、可能な限り最善のサービスを提供できるよう運用していく。

  • 図1
  • 図2
  • 図3

学会発表

学会名 発表日
演題 演者 
   
第22回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会  
「急性期病院における病棟別摂食嚥下カンファレンスの取り組み」 植田雅恵