臨床工学部 CS(循環器サポート)チーム

技士長 平野友紀

1、心臓カテーテル治療・末梢血管インターベンション関連

活動状況 & 業務実績
CS(Cardiac Support)チーム発足から8年目となりました。当チームは24時間体制で心臓カテーテル検査・治療、末梢血管カテーテル治療のサポート業務(治療物品の準備から清潔野でのカテーテル、ガイドワイヤー操作などの補助、医師の負担軽減、治療時間の短縮、症例に関するデータ管理)を行っております。またアブレーション、植え込みデバイス治療業務にも積極的に参加しております。経カテーテル大動脈弁治療(TAVI:Transcatheter Aortic Valve Implantation)において、緊急PCI時の対応できるように体制も整えております。本年は3月に1名退職、4月より田内技士が加わり、現在4名体制となっております。
2016年は冠動脈造影(CAG):1801件、冠動脈インターベンション(PCI):591件(うち緊急179件)、末梢血管インターベンション(EVT):250件の治療、PCI・EVTワークショップも頻繁に行っており、全ての症例でサポートを行っています。
また、新しいデバイスや治療法に対応するため、今後も積極的に学会やセミナー等に参加・発表していきたいと思っております。

  • 1、CAG/PCI件数
  • 2、EVT件数

 
2、植え込みデバイス・不整脈治療関連

活動状況 & 業務実績
2016年不整脈部門では、濵渦技士、西村技士の2名で心臓植え込みペーシングデバイスを新規植え込み104件・電池交換20件、吉川技士を含む3名で外来フォローアップ1285件を行い、夜間緊急時の呼び出しにも対応しました。また、植え込み型除細動器(ICD)や心臓再同期療法デバイス(CRT-P、CRT-D)をインターネットを介し、遠隔モニタリングシステムを用いて心不全モニタリングとデバイス管理を52件行いました。病棟での設定確認や変更、ERでの緊急対応、外科的手術の立会いを365日体制で技術提供致しました。また2012年10月より条件付MRI対応ペースメーカの植え込みを日本で最初に開始し、クリ二カルパスを作成し2015年は24件、2016年は33件のMRI撮影を施行。ICDでは従来の体内植込み型ではなく、皮下植え込み型除細動器S-ICDの植込みを5件経験しました。
高周波アブレーションでは、濱渦、西村技士を中心に循環器サポートチーム(CS)もメンバーに加わり、3名で高周波焼却装置や体外刺激装置、3Dマッピングシステム(CARTO3)の操作や術中の呼吸管理、直接介助業務を行い、電気生理学的検査(EPS)131件、アブレーション治療130件、9月から冷凍凝固アブレーションであるクライオアブレーションを開始しました。

また、吉川技士を中心に呼吸器内科医師と共同し、人工呼吸器設定や病態について、RCTラウンドを行う事で装着から離脱までの在宅型人工呼吸器管理を含む呼吸器管理に365日携わりました。

  • 3、植え込みデバイス件数
  • 4、EPS・アブレーション件数

 

 ■セミナー・学会参加

学会名 発表日
演題 演者 
   
第25回日本心血管インターベンション治療学会学術集会CVIT2016 7月7-9日
「ガイドワイヤー穿孔への対策 -合併症カンファレンスの意義とコメディカルとしての取り組み-」 演者 小松
第6回中四国臨床工学会 7月7-9日
「カテ・デバイス」 座長 豊永
弘前大学Medtronicクライオアブレーション 7月7-9日
研修 参加 西村
Boston Scientific プログラマ操作 7月7-9日
研修 参加 浜渦