作業療法科(OT)

科長 田村美穂

【はじめに】
平成28年は、4月に5名の新入職員を迎え作業療法士26名体制(3月末に2名が退職、1名が異動)での運営となった。一年を通して2名のスタッフが産休・育休であったこと、8月に1名のスタッフが産休に入り、12月末時点では23名体制であった。
病棟別・疾患別に3ユニット編成で業務にあたるなか、前年に比べ人員が増加した為、他病棟をフォローする頻度は減り、必要に応じて患者1人当たり3単位の提供ができた。知識・技術の向上を目的に各ユニットに特化した内容での勉強会を開催した。また年2回、関連病院と職員の異動を行ない、リーダー・主任を中心に指導にあたるなか臨床教育の向上に努めた。

【業務実績】
年間総処方数は1,822件と前年度に比べ350件の増加となった。月別新規処方数は図1に示す通りで、月平均151.8件となった。入院・外来月別延べ実施件数を図2に示す。
まず、月別延べ実施件数(入院)は平均2,822件(前年平均2,791件)であった。月別延べ実施件数(外来)は平均385件(前年平均299件)となった。
疾患別リハの月別延べ総単位数を図3に示す。各疾患別リハの月平均は脳血管疾患3,582単位、運動器疾患1,808単位、廃用症候群691単位、呼吸器疾患455単位、心大血管疾患414単位となった。

【おわりに】
過去数年に渡り人員数を増やしてきたが、今後は現在の人員数の中でサービスの質の向上を目指す。具体的には、がん患者リハビリテーションに対応できるスタッフの育成として研究会への参加、作業療法科内での定期的な勉強会・症例検討会の開催、関連学会等での発表を引き続き行い、作業療法科として研鑽していく。

  • 図1
  • 図2
  • 図3

 

学会発表

学会名 発表日
演題 演者 
   
第14回 高知県作業療法学会  2月6日~7日
「好酸球性多発血管炎性肉芽腫症により、四肢末梢の筋力と感覚障害を呈した患者の食事動作獲得に向けた関わり」 山本大
第27回 日本老年医学会四国地方会  2月21日
「脳梗塞患者における更衣動作自立の要因の検討」  日垣雅也
第27回 全国回復期リハビリテーション病棟研究大会in沖縄 3月4日~5日
「肘関節拘縮に対する装具療法と食事動作訓練の展開、及び効果検証」  清水要一郎
第58回 日本老年医学会学術集会 6月8日~10日
「脳梗塞患者における更衣動作自立の要因の検討」  日垣雅也
第50回 日本作業療法学会  9月9日~11日
「急性呼吸不全のため呼吸器管理となった症例への関わり」  武内周平
第27回 四国作業療法学会  11月26日~27日
「基節骨開放骨折のため長期固定となった症例へのハンドセラピイの経験」  江良千春
第28回 四国作業療法学会  11月26日~28日
「安全な嚥下訓練に向けたポジショニングの検討」  野口絵梨子

41