近森会健康保険組合

近森会健康保険組合

事務局長 田村裕彦 平成26年度、27年度と当組合は健康保険組合連合会高知連合会の会長組合であったため、28年3月まではその業務が残っていましたが、4月には無事次の会長組合となる四国銀行健康保険組合に引き継ぎを終了し会長組合を外れました。 平成28年の人事に関しては、事務局では5月13日に事務局員髙橋さんが育児休業から復帰し、それまで欠員補助をしてくれていた岡さんが16日付けで医事課に異動となりました。組合会議員においては6月末に選定議員である近森リハビリテーション病院の佐々木院長が退職され、後任には同病院の和田院長が選定されました。また、9月末には川添常務(選定議員)、寺田監事(互選議員)の辞任があり、10月には川添常務の後任に寺田常務が選定され、寺田監事の後任は選挙の結果、武内経理課長が互選議員監事に当選されました。母体事業所の人事に伴い組合でも通常より議員の移動が多くなりました。 平成28年の主な保健事業活動としては、1月には高知連合会の共同保健事業として「生活習慣病セミナー」を開催し、近森病院産業医の北村先生、管理栄養士の有光さんを講師として招き、各組合の被保険者に生活習慣病予防や食事に関して講演をしていただきました。近森からも多くの参加者があり、県内4健保の被保険者に対し予防策などの情報発信ができたと思います。 また、昨年から懸案になっていました特定保健指導の院内実施に関して母体事業所健診部門と打合せを始めました。2月には予算承認のための組合会を開催。組合主催で鏡川河畔を歩くポールウォーキングを実施しました。 3月は医療費通知を配布、4月には高知県で行う健康パスポート事業説明会に出席し対応準備を開始。5月は広報誌「はつらつ」を発行し制度変更や保険情報など情報発信を行いました。これについては多くの組合ではホームページを持つようになってきており、当組合も将来的には考えなければならないと感じています。 6月には高知県長寿政策課よりがん検診を充実させる目的で、事業の見直しや新規事業の可能性について提案、相談があったためその対応を模索し始めました。これについては後々がん検診種の増加という形で結実しました。また、内部監査を実施し、特に経理面で入出金証拠書類等を詳しく監査してもらいました。 7月は決算組合会を開催し平成27年度の事業報告、決算報告を行いました。また保健事業ではインフルエンザ予防接種の値上がり分補助を行うことが承認されました。 8月には四国厚生支局による実地監査があり、「概ね良好」との講評を得ることができ、普段の業務処理等々、確実に公平に執行してきたことが評価されと思います。 9月は6月に高知県より寄せられたがん検診充実の話を受け、胃がん検診を始めるべく関係部署に聞き取りを開始しました。 10月には特定保健指導の院内実施を行いました。わずか7名ではありましたが、事業所内で特定保健指導が可能となると飛躍的に実績は上がってくるものと期待しています。そのためには被保険者に対し特定保健指導がなぜ必要なのかを周知することも重要になってきそうです。指導という名称が心理的に拒否傾向を生むことも分かっていますが、全国的に病院母体の健保組合では専門職ほどこの指導を受け入れない傾向にあると聞きました。仕事を休んで受けるのは更に抵抗があることは容易に想像できます。何とか次年度に繋げて行きたい事業の一つとなっています。 また、10月、11月は子宮頸がん検診を延べ3日間にわたり実施しました。 12月には胃がん検診の実施運用案が決まり試験運用ではあるものの29年1月から受付を開始することとなりました。 保健事業自体は大きな金額を投じる事業はできませんでしたが、新たながん検診がスタートできることは被保険者にとっては大きなメリットではないかと思います。高知県長寿政策課から多くのご提案をいただいたことを感謝いたします。逆に少し残念であったことは、好評であったアミノインデックスがんスクリーニング検査において、メーカーの事情で、受診頻度の高い検査種が廃番となり結果的に検診数が半減してしまったことです。検査を待たれていた被保険者の方には誠に申し訳なく思いますが、身体に負荷の少ない検査で希望者も多いことから次年度も継続したいと考えています。 経理面においては、27年度から保険料を引き上げたことで収支は改善されてきています。平成28年度の保険料率は9.224%。決算を迎えていないため詳しい値は出ませんが、27年度決算では別途積立金を1億円程度残すことができました。前年は蓄えなしの状態でしたので、高齢者医療費への負担金を考えるとまだまだ不安な額と言わざるを得ません。28年度で更に積立金を残すことができれば、保健事業等を通じて被保険者に還元ができるのではないかと考えています。ただ国全体としての医療費は40兆円を超え増え続けており、健保組合の支払う高齢者医療費への負担金や介護保険への負担金は年々段階を追って重くなることが既に決まっています。(支払った負担金は国を通じて各自治体国保や協会けんぽに補填されます)その結果、事業主と被保険者から徴収した大切な保険料を一部分しか被保険者のために使えないことに歯痒さを感じますが、組合が公法人であるが故のことと理解しなければならないのかもしれません。 いずれにしても限られた予算のなかで加入者の健康維持・増進に向けてできることはそう多くはありません。当組合としては、がん検診を中心とする保健事業の充実を目標のひとつにしていますので、まずは出来ることから出来る範囲で具体化していこうと考えています。 ■健康保険組合 組合会議員一覧      2016.12.31現在 選定議員 互選議員 理事 (理事長)近森正幸 八木 健 理事 (常務)寺田文彦 吉永富美 理事 岡本充子 松木秀行 議員 明神和弘 筒井由佳 議員 和田恵美子 山下小百合 議員 北村龍彦 村岡孝吉 監事 鄭 明守 武内章二 ■近森会健康保険組合 事務局 事務局 務局長 田村裕彦 林 夕起 髙橋真奈 ...