臨床栄養部

科長 上村二美

平成28年度の人事異動は、4月より関 香代の育児休暇のため、4月から採用された梅井美江が関の産休代理として6階病棟の担当となりました。昨年同様、管理栄養士4名でのスタートとなりました。

業務内容では、昨年度2013年の摂食嚥下学会基準に準じて新しい嚥下食をスタートさせていましたが、カリウム量調整のため朝食に2品追加を行いました。また、お茶のトロミ(薄いトロミ、中間のトロミ)を栄養科からポットでの提供を行うこととなりました。

昨年にひき続き、雑誌の取材や食と栄養の会から各施設の栄養士・管理栄養士(20名)、中国からの見学、学生実習等、多くの方々の見学・研修を引き受けました。

命のスープに関しては、昨年同様に3ヶ月に1回のペースで提供を行う事が出来ました。

食事提供数に関しては、前年度に比べ5461食増となっており、昨年と比べ濃厚流動食は3156食減っており、嚥下食は6960食の増加となっています。
また、嚥下機能の評価になるVF検査は541件と前年度より10件多くなっています。個人栄養指導は、1年間で394件と前年度に比べ59件の増となっています。

NST活動も13年目となり、1年間のNST介入件数は508件で前年度(480件)より28件多くなっています。経管栄養の患者さんは減少しており、重度の低栄養ALB2.0前後の患者さん等、重症化しています。NST介入内容は、ALB低値、経管栄養、食事摂取量低下、褥瘡の順番でした。NST介入患者さん以外でも、全員にアセスメントを行い、リハビリの効果をできるだけ発揮できる栄養管理を行っていきます。

その他、昨年同様に月1回のイベント食と月1回のバイキングを施行し、毎回患者さんにも好評いただいています。細かい対応とサービスの提供を行ってくれる委託スッタッフに感謝しています。今後も、委託スタッフと協働しながら、よりよい食事サービスと栄養管理を行っていきたいと思っています。

■表1 近森リハビリテーション病院 臨床栄養部 平成28年の主な出来事

1月 辰巳芳子さんの「いのちのスープ」提供(ボン・ファム)
5月 辰巳芳子さんの「いのちのスープ」提供(ポルトガル風 人参のポタージュ)
6月 ・生食魚介類の使用停止(6月~10月)
・辰巳芳子さんの「いのちのスープ」提供(アスパラガスのポタージュ)
7月 食と栄養の会 栄養士・管理栄養士 20名 見学・研修
9月 ・嗜好調査
・辰巳芳子さんの「いのちのスープ」提供(さつま芋のポタージュ)

■表2 給食状況報告

一般食 常 食 19,120食 11.0%
全 粥 8,868食 5.0%
分粥食 3食 0%
流動食 30食 0%
特別食 加 算 103,713食 58%
非加算 47,727食 26%
合           計 179,461食 100%

■表3 栄養指導件数

入院指導 394件
外来指導 0件

■表4 職員配置数

病院 管理栄養士 4名
給食委託業者 管理栄養士 1名 栄養士 4名
調理師   2名
非常勤   13名