理学療法科

科長 高芝潤

【はじめに】
平成28年は1病棟16名体制(1ユニット8名)を基本とし、理学療法士一人あたりの1日の取得単位18単位を目標とした運営を行った。また各ユニットにつき主任1名の体制をとり、ユニットの運営を行った。

【運営・取り組み】

  1. 人員
    4月から退職者の補充として新人スタッフ2名を増員し、入院は68名、外来は4名の体制で運営を開始した。しかし、中途退職者や産休スタッフが出たことで、年末には、入院58名での運営となっている。
  2. ユニット体制
    ユニットに主任1名を配置する体制で、ユニットの管理体制や教育体制の充実を図った。
  3. 卒後教育
    新人教育としては運営から理学療法各論など12講座とリハ部としての15講座の新人研修を実施した。講座の担当者は各科から主任を選出し、管理職種が教育運営に携わった。また、学会発表については2年目を中心に若手のスタッフの発表を推進、地方学会での発表を2年目の多数が実施できた。
  4. 実 績
    新規入院患者のうち、理学療法を実施した患者の疾患内訳では、脳血管疾患が
    88%と多くを占めている(図1)。「月別述べ入院患者実施単位数」は平均20044単位で、平成27年と同程度の単位実施数であった。(図2)。また、患者の1人あたりの実施単位数は3。8単位を取得していた。
    外来の「月別述べ外来患者実施単位数」は月によりばらつきがあったが、平均271単位で平成27年と比較し単位数の減少を認めた(図3)。4月の診療報酬改定より、介護保険取得者は介護保険サービスへ移行するように施策が進行しており、それに応じ介護サービスに移行した結果であった。

【おわりに】
平成28年は、質の向上と管理体制の強化を目標に理学療法科の運営を進めた。また、専門性を持った理学療法士の育成を目標に、教育と学術活動を進めた。今後も組織てきな教育体制の推進が必要と考える。

  • 図1.年間入院患者疾患内訳 1年間の疾患別内訳
  • 図2.月別述べ入院患者実施単位数 入院患者の月実施単位数
  • 図3.月別述べ外来患者実施単位数 外来患者の月実施単位数