リハビリテーション科

院長 和田 恵美子

2015年8月に新築移転、その際に歩行練習アシスト(TOYOTA)やAR2(安川電機)上肢訓練支援装置を導入した。そのため理学療法士、作業療法士内にロボットチームができ、順調に症例数を伸ばしている。2016年7月より浜松リハビリテーション病院に研修にいっていた青山医師も2017年3月には帰高し、各ユニット1名の医師の配属、2016年4月より増えた2病棟の体制強化加算も増加を検討していきたい。2016年6月末で佐々木前院長が退職し、7月より和田が院長に就任している。

      1. 年間退院患者数/平均年齢/急性転化率(図1
        8ユニットに増加したことで一日の入院患者数が最大8名まで可能となり、入院患者数は増加した。平均年齢は70.3歳とやや低下し、平均在院日数はここ3年間横ばいである。急性転化率も大幅な増加は見られていない。

     

      1. 年間退院患者疾患内訳(新規のみ) (図2
        対象患者は減少し、脳卒中患者の割合は656名中86%と増加している。

     

      1. 入院時平均看護必要度/重症率/重症患者回復率/リハ単位数(平均)/自宅復帰率(図3
        入院時看護必要度は大きな変化なく、7点台を推移。重症率は36.8%であるが、各病棟内でばらつきが見られたため調整を要した。回復率47.9も同様である。リハ単位数は8.2であり、STの産休による不足の影響が見られ始めている。2017年1月より日曜日はSTを算定していない。自宅復帰率は72%となんとかクリアしている。

     

    1. 治療成績(図4
      急性転化を除くと年齢は72.3歳とここ数年で一番高い。入院前期間は短縮、入院期間は平均で94.3日と3ヶ月くらいである。入院時FIM、退院時FIMに大きな変化はないが、FIM効率は2009年で一番高値であった。

 

今後は入院前期間の短縮と急性転化の抑制という相反する課題をクリアし、FIM効率の増加を検討していきたい。また2017年3月には医師二人の専門医試験があり、今後も後期研修医4名の学会発表、専門医取得の支援が必要である。

  • 図1
  • 図2
  • 図3
  • 図4

学会発表

学会名 発表日
演題 演者
第53回日本リハビリテーション医学会 6月9日(木)~6月12日(日)
「回復期リハビリテーション病棟より障害者支援施設入所となった若年障害者の動向」
※ポスター発表
和田恵美子
「回復期リハビリテーション病棟における独居患者の退院調整」
※ポスター発表
中山衣代
「体幹前傾姿勢にて嚥下機能の改善を認めた2症例」
※口演発表
 青山圭
「高知県回復期リハビリテーション病棟における外傷性脊髄損傷患者の転帰」
※口演発表
 山崎勇輝
第37回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会  6月26日(日)
「低心機能を合併した脳梗塞患者に対して複合的アプローチを行い心機能が改善した一例」
※口演発表
 日浦裕子
第11回日本リハビリテーション医学会 専門医会学術集会  10月28日(日)
「回復期リハビリテーション病棟のポリオ検診会」
※パネルディスカッション
 和田恵美子