集中治療部運営委員会

集中治療部 / 入江博之
工藤淑恵

■診療報酬改訂
2016年度診療報酬改訂で、ICUの重症度看護必要度が厳しくなり、かつAB得点をクリアする患者が在室患者の80%以上必要となりました。改訂前から正しい重症度看護必要度の評価訓練や、病床管理の分析・検討に取り組みました。その結果、2016年ICU重症度看護必要度は平均87.6%、HCU平均87.5%と、どちらも1年を通して80%を(ICUは2016年8月~12月)超えて重症患者を受け入れることが出来ました。

グラフ:集中病棟重症度&SCU脳卒中割合の平均値

 

 

 

 

 

「救急患者を断らない」を合言葉に、ER、一般病棟と連携した病床管理を行い、昨年度と同程度の平均89.7%の病床稼働率となりました。本年度もケースワーカーによる入院後24時間以内の介入をほぼ100%行い患者さんとご家族の安心につながる支援を行いました。

グラフ:稼働率比較

 

 

 

 


■8月よりSCUが24床へ増床となりました。

昨年度は看護師不足もあり15床でスタートしたSCUを、24床へ増床しフルオープンすることが出来ました。現在は4人床2室2人床1室、個室4室、オープンフロア10床とななりました。病床の増加により、脳卒中の患者さんはほぼ100%SCUに入室することが可能となりました。SCUでの治療は、海外でも脳卒中の患者さんの予後の改善、早期の機能回復、入院日数の短縮化などの効果が認められており、当院の多職種チーム医療の強みを活かし支援を行っています。

グラフ:ソーシャルワーカー介入率

 

 

 

 

在室日数については、SCUを増床しましたが、平均在室日数はSCU7.32日(-0.15)
と大きな変化なく、ICUは4.68日(+0.02)、救命救急3.98日(-0.66)HCU4.6日(-0.31)と短縮できています。

グラフ:集中病棟平均在室日数