教育研修管理委員会

8委員長 北村龍彦

2007年に新たに立ち上げた教育研修管理委員会であるが、2016年12月をもって廃止となり、2017年からは新たな組織である人材育成委員会に統合されることになる。以下に活動目的ならびに活動報告をまとめる。

終わりにあたり、近森会グループすべてのスタッフが、専門職の知識と技術を磨き、能力を高めながら人格の涵養にも努め、社会の中で尊敬される人間になることを願う次第である。委員の皆様には業務多忙の中、尽力していただき感謝申し上げます。

 

 

1.近森会教育研修管理委員会の活動目的

1)e-learningコンテンツの管理と受講者管理

2)近森会グループの各院、各部署の新人をはじめとした教育研修および年間の教育計画の一元管理

3)全職種共通行動目標設定と目標達成管理

4)専門的な教育へのアプローチとしてコメディカルの喀痰吸引教育体制の整備と病院認定、また資格・認定者数等

の把握

5)全人的な教育へのアプローチとして階層別研修の実施

6)その他

 

2.活動報告 1)-6)に対する活動報告は下記の通りである。

1) e-learningによるCEMS:Chikamori Education ManagementSystemグラフ1

 

2) 教育研修および年間の活動計画

近森会グループ年間教育計画表1を作成し一元管理を目指している。その他、サイボウズ(院内イントラネット)を活用し、月次の教育研修会予定を自由に閲覧・登録できる教育研修会一覧画面を更新。

 

3) 全職種共通行動目標

2016年は、昨年に同様、「あ、いいね!と言える、言われる、病院に」を年間目標とし、2ヶ月毎の強化目標等を設け、5~12月まで実施した。(全職種共通行動目標:表2)(目標達成結果:グラフ2) ※看護部・リハ病院はそれぞれで取り纏め。※医療福祉部(ソーシャルワーカー)は別目標で実施。

 

4) コメディカルの喀痰吸引教育

e-learningによる自己学習と実技指導を実施している。認定の際には、Qinシールの配布がある。

 

5)  資格・認定者数

各部署で管理している資格・認定者数の情報について、2012年から更新確認も兼ねて当年報で纏めている。表3

 

6)   階層別研修

社会医療研究所 岡田玲一郎講師による、新人、リーダー、管理職研修を実施した。福祉と医療の現状と課題についての講義と、各階層別に合わせた種々のグループワークがあった。

また、エデュネット協会 江藤かをる講師による、入職前の職員基本研修、主任エンパワーメント研修を実施した。職員基本研修では、組織で働くことの意義等、社会人としての基本的な考え方や行動を学び、主任研修では主任の立場と役割を理解したり、後輩指導のロールプレイング等があった。

 

 

【講師:岡田玲一郎先生】

(1)新人研修(各1日半×4班) 7月13日~15日、7月27日~29日(参加者120名)

(2)リーダー研修(各1日半×2班) 9月7日~9日(参加者69名)

(3)管理職研修(各1日 ×2班) 5月12日~13日(参加者49名)

 

【講師:江藤かをる先生】

  1. 新入職者・中途入職者向け職員基本研修 (各1日×4班)
  2. 3月27日~30日(参加者133名)
  3. 主任エンパワーメント研修(各2日×5班)

9月12・13日、26・27日、10月13・14日、10月27・28日、11月10・11日(参加者131名)

 

 

7)その他

(1)近森会グループの委員会について、委員長、事務局の一覧を作成した。表4

 

(2)PSサポーターの活動は以下の通り。

・職員基本研修の事前指導

入職前オリエンテーション内で、職員基本研修の事前指導(3月7日、3月8日、約1時間)を行った。職員基本研修を受講予定の新人・中途入職者に対し、事前に院内でPSサポーターが挨拶や身だしなみなど接遇の基礎について指導を行うようになり3年目が経ち、指導にも慣れアドリブも交えた熱い指導ができるようになった。今年の新人は、開始は反応が薄く心配だったが、挨拶の実演ではしっかりと声を出し真面目に取り組めていた。

 

・新人看護師研修 電話応対の講義の際の手伝い

新人看護師(4月6日)の中で、電話対応についてのプログラム(演者:秘書課和田課長、25分程度)へPSサポーターが実演の補助として参加。

 

・看護補助者研修会への講師派遣

3月10日、8月25日の看護補助者研修会に「電話対応」や「お見舞いの方の対応」についての講義(約45分程度)でPSサポーターを講師派遣。新しく作成した動画やロールプレイングなどを交えながら講義を行った。

 

・ビフォーアフター「近森の匠」シーメックへの案内MAPの作成について

患者さんやご家族がシーメックで物品を購入することがあるが、場所が管理棟1階の事務所で看板もないため、場所が分かりにくく説明もしづらかった。案内マップを作成して使っている部署もあったが、この問題について経費をかけずPSサポーターでできることを考えた結果、写真などを使ってさらに分かりやすい案内用MAPを作成し、7月に関係部署に配布した。

 

・専門用語等の言い換えの収集・整理について

PSサポーターの立ち上げから関わりのある、エデュネット協会江藤かをる先生から、近森会グループ病院内で、医療現場の応対用語の収集・整理と、先生の書籍内での発表についてご提案を頂いた。そこで、専門用語などを現場でどのようにわかりやすく、また不快感を与えないように言い換え、患者さんやご家族に説明しているかなどをPSサポーターが自部署へ持ち帰り資料化を行った。平成29年1月発行の先生著書「医療現場の応対用語」に用語・事例として掲載された。

※PSサポーターとは、多職種から構成されるPS向上を行うメンバー

  • グラフ1グラフ1
  • 表1表1
  • 表2表2
  • グラフ2グラフ2
  • 表3表3
  • 表4表4