手術室運営委員

麻酔科部長 手術部長 楠目祥雄

 

手術室運営委員会は、手術室の安全・効率的運営を目的に開催されていますが、2016年は5回行われました。委員は、理事長、副院長、管理部長、手術担当各科部科長、看護部長、手術室看護長・主任、検査技師長、ME室主任、CE技師長・主任、診療支援部長、企画課長、医事課長、システム管理室長、施設用度課長・主任で行っております。

2016年の手術件数は別表の通りで、総数は3656件(中央手術室で行われたものと、それ以外でも手術室看護師が関与したものを含める)で、前年比237件(6.9%)増でした。近森病院増築5ヶ年計画工事が完了し、増床した本館ベッドの稼働も軌道に乗り、外科系急性期病棟の運用効率がさらに良好になったことの成果があらわれたものと思われます。緊急手術は全部で597件で、全件数の16.3%でした。別掲で2002年以降の年間手術件等の推移をあらわしました。ほぼ右肩上がりに推移しているのがわかります。

さて、2016年の委員会では非常に多くの時間を電子カルテの手術部門システム導入の準備に費やしてきました。導入目的の明確化やメーカーの選定、導入までの道程などを慎重に着実に進めてきて、いよいよ具体的な調整にはいるところで、病院予算の問題で棚上げとなりました。大変残念なことになりましたが、経営が順調に伸びて導入に向けた動きが再会することを期待しています。

手術室の安全面においては、委員会でも度々話し合われますが、用度課の支援で設備や医療機器の保守・点検・修繕など怠りなく行っております。また、手術室に従事するもの全員に日頃から安全への意識を高めるべく、日々指導徹底を行ってきており、高度な医療を多く行ってきているにもかかわらず、2016年も大過なく運営できましたことは大変有り難いことでありました。

年々手術室件数が増加していると申しましたが、手術室の利用率はまだまだ飽和しているとは言えず、今よりもさらに多くの手術を行う余地があります。今後も順調な手術室運営をしていくためには、麻酔科医の安定確保、術者の確保、スタッフの教育、設備・機器の保守、運営の更なる効率化、などが欠かせません。今後も各方面の関係各所の皆様の更なるご協力を宜しくお願いいたします。

【年間手術件数】

 

 

 

 

 

 

【手術症例数の年次推移】