薬剤部について

■薬剤部紹介

平成24年4月に、私達病院薬剤師にとって節目となる2つの出来事がありました。6年制の教育を受けた薬剤師が医療の現場に誕生したこと。もう1つは、これまで多くの病院で薬剤師が病棟業務に取り組んできたことが、「病棟薬剤業務実施加算」として点数評価されたことです。薬剤師は単にお薬を調剤して渡すだけの仕事でなく、1日も早く患者さんに元気になっていただけるよう、医師や看護師等のスタッフとともに病棟で治療のために働く仕事だということを心に刻む機会となりました。

当院薬剤部では20年以上前、一部病棟で週1回、半日だけの病棟業務を開始しました。その後、院外処方箋の発行を機に入院患者さんへの服薬指導に積極的に取り組み、現在では集中病棟を含む全ての病棟に薬剤師が常駐しています。多くの病棟に薬剤師を配置するために薬剤の在庫管理や搬送は外部(SPD)に委託し、年々増加する持参薬の鑑別や統計業務などは薬剤業務補助員を採用して対応するなど業務を絞り込み、薬剤師は薬剤師にしかできない業務に集中できる環境を整えてきました。病棟では患者さんへの服薬指導のほかスタッフからの薬剤に対する問い合わせへの対応、持参薬の管理、腎機能に応じた投与量の提案、薬剤相互作用の確認など薬剤の適正使用に関わる様々な業務を行っています。また薬物療法では避けられない副作用にいち早く気づくことも重要な役割です。

節目の年にユニフォームも活動しやすいワークウェアに変更しました。もっともっと患者さんのもとに足を運び、専門職として薬学的に患者さんを診ることができる薬剤師を目指し、日々業務に取り組んでいます。


■病棟薬剤業務
平日は集中病棟を含む全ての病棟に薬剤師が常駐し、患者さんやスタッフからの薬剤に対する問い合わせへの対応、持参薬の管理、腎機能に応じた投与量の提案、薬剤相互作用の確認、副作用への対応など薬剤の適正使用に関わる様々な業務を行っています。さらに医薬品情報室と連携を取り、薬剤に関する最新の情報を提供しています。

■調剤業務

救急医療に対応できるよう、保険薬局からの疑義への対応なども含めて薬剤師が24時間体制で勤務しています。経管から薬剤を投与される場合には簡易懸濁法での調剤を行っています。

 

 

 

■外来服薬指導

 薬剤部内の服薬指導室では、主に外来患者さんに対するインスリンの自己注射、禁煙補助薬の使用方法などについて説明させていただきます。必要な時には保険薬局と連携しサポートにあたっています。

■注射払い出し

投与量、投与方法、配合変化などのチェックを行った後、個人ごとにセットし各病棟へ搬送しています。SPDの導入により搬送や在庫管理業務における薬剤師の負担が軽減されました。

 

 

 

■高カロリー輸液・抗がん剤のミキシング

クリーンベンチ・安全キャビネットで無菌的に注射のミキシングを行っています。

■医薬品情報管理業務

医薬品に関する情報を収集し、機関紙や院内情報システムを利用して情報を発信しています。また院内・院外からの幅広い問い合わせにも対応しています。

 

 

 

■予約入院窓口での面談

入院時に薬剤師が面談し、お薬手帳に記載されている情報の確認や、普段から内服している薬剤、サプリメント、服薬状況を把握し、持参薬鑑別報告書とともに医師に報告しています。

■外来初診時のアレルギーチェック

過去に起きた副作用について患者さんに確認し、必要な場合は禁忌薬剤として患者情報に登録しています。

■病棟服薬指導

 入院中から内服自己管理を勧め、服薬の習慣を図ると同時に退院後も服薬を継続していただけるよう、問題点の洗い出しとその解決に向けて患者さんと一緒に取り組んでいます。また、服薬指導を通して副作用の早期発見、投与計画へ参加しています。

 
 

 

 

■退院時服薬指導

 退院時や転院時にはお薬説明書やお薬手帳をお渡しし、退院時にはお持ち帰りになる内服薬と自宅での注意事項等を説明しています。お薬手帳には患者さんそれぞれに適した調剤方法や入院中におきた副作用情報についても記載し、他の医療施設で活用していただけるように取り組んでいます。

■お薬手帳

 院外処方箋発行率が50%を超える時代の中で、治療の継続、医薬品適正使用のため病院の薬剤師と保険薬局の薬剤師との連携強化を望む声が高まっています。当院薬剤部では情報の共有化のために、『おくすり手帳』に次のような情報記載を行っています。

  • 当院で冠動脈ステントの植え込みをされた患者さん:ステント植え込み日、ステントの種類、抗血小板剤内服開始日、禁煙について
  • 高知中央医療圏脳卒中地域連携パス適応の患者さん:主病名



     
■カンファレンスへの参加

 より良い医療をチームで提供するため行われている各種カンファレンスに参加し、薬剤師の視点から提案を行い治療効果の向上に努めています。

 

■TDM(薬物血中濃度モニタリング)

 薬剤の血中濃度と患者さんの情報をもとに解析を行い、最適な投与計画を医師に提案しています。
 

■集中病棟での薬剤管理業務

 ICUなどといった集中病棟に薬剤師が出向き、ハイリスク薬の投与速度・投与量、副作用モニタリングなどの安全管理に関わっています。

スタッフ紹介
薬剤師教育
外来の紹介
外来の紹介
入院の紹介
入院の紹介

くすり箱 ~知って得する薬の話~
後発医薬品採用情

院外処方箋への腎機能印字について
おくすりQ&A
おくすりQ&A
薬剤部では 24 時間体制で薬剤師が常時勤務しております。お薬に関する質問、相談等ありましたらいつでもお電話にてご連絡ください。 TEL.088(822)5231 ㈹