急性期CEチームについて

 

■急性期CEチームについて
急性期CEチーム(ACE:アキュート・クリニカル・エンジニア)は、急変する病状に対して短期的に集中して治療する緊急救命室や手術室・検査室・集中治療病棟で、医師の指示のもと生命維持管理装置である人工心肺装置や人工呼吸器等の操作を行い、また様々な医療機器のトラブルにも24時間対応しております。
私たちの目的は、医師や他のスタッフが効率的かつ安全な医療の遂行ができるよう、医学的・工学的な知識と技術を駆使して治療のサポートを行うことです。まだまだ若いチーム(2005年7月発足)ですが、元気で明るいチームカラーで“スーパーME”を目指し、患者さんや医師、そして院内のスタッフに信頼されるチームづくりを続けていきたいと思っております。
【急性期CEチーム インフォメーション】
スタッフ 臨床工学技士13名
主な活動領域 急性期領域
ER、心臓カテーテル検査室、手術室、救命救急病棟、ICU、HCU
主な操作機器 体外循環装置(人工心肺、心筋保護液注入装置)
人工呼吸器
補助循環装置(IABP、ECMO)
自己血回収装置
職員教育 勉強会の実施(各装置について年2クール程度)
・患者監視装置
・人工呼吸器
・補助循環装置
・心拍出量計
・除細動器 など
体制 24時間オンコール当番制
■スタッフ紹介(2017年2月現在)
病院には日常生活では見たこともない機械がたくさんあります。その機械を使っての検査や治療は、不安になることも多いのではないでしょうか。スタッフが丁寧にご説明いたしますので、わからないことがありましたら、お気軽にお尋ね下さい。

<認定士資格取得状況>
体外循環技術認定士・・・6名
呼吸療法認定士・・・・・7名
透析技術認定士・・・・・2名

■操作機器について
<心臓・大血管手術での体外循環>

人工心肺操作心臓・大血管の病気を治すために直接目で見ながら手術する必要があるため、心臓を止めて手術する場合があります。その場合、心臓のポンプ機能が停止している間、人工心肺装置を使って全身の血液循環を維持し、肺の代行としてガス交換(血液の酸素化および二酸化炭素の排出)を安全に行っております。

 

<補助循環>

病棟でのIABP操作内科的治療(薬による治療など)では血液循環や肺機能を維持できない病状に対して、自己の心臓・肺機能が回復するまでの間、一時的な循環維持のために自己の心臓や肺の肩代わりをするものが補助循環装置です。代表的なものに大動脈内バルーンポンピング(IABP)や機械的呼吸補助法(ECMO)・経皮的心肺補助循環法(PCPS)などがあり、迅速で安定した操作を行っております。

 

 

<人工呼吸器>

集中治療病棟にてRCTラウンドさまざまな原因によって自己の呼吸では十分な換気(肺への空気の出し入れ)が行えなくなった際に、換気を補助または強制的に行うものが人工呼吸器です。最近ではチューブを気道に留置しないマスク型の人工呼吸器も多く使われています。2005年10月に発足した呼吸管理チーム(RCT:レスピラトリー・ケア・チーム)では呼吸器科医師、看護師、理学療法士とともに、集中治療病棟を中心に人工呼吸器の離脱評価・設定検討を行い、負担の少ない呼吸管理を継続的に行っております。

<自己血回収操作>

自己血回収操作主に心臓や大血管手術・整形外科手術で、出血した血液を回収し、必要な成分を分離・洗浄後、濃厚洗浄赤血球として患者さんの体に返すことができる装置が自己血回収装置です。この装置を操作・監視し、より多くの血液を回収・処理することにより、輸血に自己の血液を用いることができ、感染や免疫反応などの輸血に伴う副作用を回避しております。

【診療科の資料】
急性期CEチーム 年報へ